「32歳でもワーホリにいける」今のワーキングホリデーとは。最低限生活に必要な英語力・費用を実体験をもとに公開
どうもSugerです。
今日は主にワーキングホリデーってなに?って方や現在渡航前で情報収集をされている方に向けて、初歩的なとこから説明していきます。
なのでワーホリに全く興味のない方や現在ワーホリ中って方にはあまり参考にならないかもなのでスルーして下さいね。
目次
ワーキングホリデー(略:ワーホリ)とは
簡単に言えば「海外で長期間生活できるVISA」のことをいいます。
このVISAを取得し海外へ入国すればその国で1〜2年間滞在することができます。
学校に通うことも、働くことも、現地の人と暮らすことも、カジノで遊ぶこともなんでも可能です。なんて素晴らしい制度でしょう。
ただ残念ながら無知な僕はワーホリ制度を知るまでは「VISA」自体の存在すら知らず、普通に海外でも自由に生活できるものと思ってましたw
海外に滞在するために必要な「VISA」って?
短期旅行で外国へ入国する際には国と滞在期間によりますがVISAが必要なかったり観光VISAの取得が必要なところもあります。ただたいてい3ヶ月程度までの滞在。しかし観光VISAでは働くことができませんし、従来ではそれ以上海外に滞在したい場合は学生VISAで学校に通う以外に、永住権や就労VISAなど現地で就職したり現地の人と結婚したりしない限り長期滞在はできない。
ワーキングホリデーVISAはそれらを可能にしたとっても便利なVISAなのです。しかも取得条件も2つしかなく簡単に取得できます。
ただし!!!
なぜワーホリをするのかは人それぞれですが、そもそもワーホリVISAの制度とは、長期間の海外滞在を通して国際感覚を身に着けたりその国の文化を知りその国の人との友好を深めるための機会提供、つまり休暇として利用することが目的である。(ホリデー = 休暇)
なのでワーホリで渡航する前に仕事先を決めてからワーホリVISAで海外へ入国することはできないのです。(住まいや学校は大丈夫)
就労許可が含まれているのはあくまで長期滞在するために必要な生活費を稼ぐためだそうです。
日本人のワーホリVISA取得資格条件とは
- 18〜30歳であること
- 日本国籍であること
たったのこれだけです。
厳密に云うとこれだけではないのですが主にこの2つ。
国によって年齢制限は違ってオーストラリアは2016年に35歳に引き上げられたと言われていますが実際にはまだなっていないようで今年(2017)中には変更されるようですがはたして。。。
現状では30歳までですがそこら辺は確実に徐々に年齢制限の上限が上がってきている傾向にあります。
32歳でもワーホリにいける
えっ?
と思った方、、、実は可能です!!
というのもこの年齢制限、あくまでVISA申請時のもの。
つまり申請したときに30歳であればいいんです。
例えばあなたの誕生日が3月23日だとしましょう。
VISA申請を31歳になる前日の3月22日までに行えば取得できるのです。
あとは数日後、数ヶ月後にVISAが下りる(この時点で31歳)ので取得したその日からほとんどの国では一年以内にワーホリVISAでその国に入国すれば、その入国した日から一年間滞在することができます。
つまり32歳で入国し33歳で帰国となることもありえます。
※ VISAを取得してから一年以上入国しない場合、そのVISAは失効してしまい二度とその国のワーホリVISAを取得することはできません
オーストラリアではファームで約3ヶ月間働くと更に一年間延長でき最大2年間滞在することができますが、一年目が終わったあとセカンドVISAへの申請が必要になります。
そのセカンドVISAもやはり30歳のうちに申請する必要があるので、一年目が31歳の方はたとえファームで3ヶ月間働いたとしても更に一年間VISAの延長をすることはできません。
日本人の主な渡航先
渡航できる国の数も年々増えてきているようでアジア、ヨーロッパ、北米など現在約16カ国程の国にワーホリで行けるようですね。
残念ながらアメリカはいまだワーホリで滞在することができない国の一つです。
殆どの方がご存じですが、やはり主な日本人の渡航先として多いのは英語圏。特にオーストラリア、カナダ、イギリスへ行かれる方がほとんどです。
ただその年にその国のワーホリVISAを取得できる日本人の数が決まっていて
- オーストラリア ー 無制限 (一応定員はあるみたいですが)
- カナダ ー 6500人 (先着順)
- イギリス ー 1000人 (抽選)
となります。
ニュージーランドも結構多くの方が行っていて、定員はないそうです。
ワーホリVISA申請開始時期は国によって様々ですが基本的には年明けの1月から行えるところがほとんどです。(たまにイレギュラーで4月からとか11月からとかあったので取得を考えている方は毎月チェックをされたほうがいいかもしれません)
渡航先の比較・選択
オーストラリア
主要都市:シドニー、ブリスベン、ゴールドコースト、メルボルン、パース、ケアンズ
- 地域によるが日本との時差が1〜2時間
- 比較的遠くなく?航空券が安い (片道約3万〜7万)
- 公用語が英語(ただし豪英語)
- 地域によるが暖かい。むしろ暑い
- 稼げる (現在の最低賃金が約22AUD弱 → 現レートで約1800円)
- 物価が高いと言われている
- マリンスポーツが盛ん
- 滞在可能期間:1年間(最長2年間まで延ばせる)
渡航者が一番多い国で、英語も学べて暖かく、稼げるというのが人気の理由だと思います。
そしてなんといっても
きれいな海!!
音のなる砂浜!!
マリンスポーツ!!
勉強も遊びもエンジョイしたい!!!
て方が行くのかなと。
また物価がすごく高いと言われていますが個人的には全く思いませんでした。
(僕もオーストラリアでワーホリしていたのでそのお話はおいおいシェアしていきます)
カナダ
- 地域によるが日本との時差が13〜15時間
- 遠く航空券も高い (片道約7〜15万円)
- アメリカ英語とフランス語
- 寒い。場所によっては極寒。
- 物価も時給も日本と同じくらいか少し高い (ただし時給+チップ制)
- アメリカが隣りにあるのですぐに観光できる
- ウインタースポーツが盛ん
- 滞在可能期間:1年間
アメリカ英語を学びたい方、比較的学習面においてオーストラリアへ行かれる方よりも意識高い方が多いようです。アメリカまですぐ行けるというのも大きいと思います。
またカナダは移民国家なので色々な国の方が住んでいます。現地のカナディアンも理解があり外国の方に対してとても優しいそうです。
ただ個人的にオーストラリアへいたときにオーストラリア人が冷たいと感じたことはなかったのであえて比べるとそう思うのかもしれません。
気温は相当寒いようで、私の知り合いの何人かもそうですが寒いところが苦手な方は比較的バンクーバーへ渡航されるようです。
イギリス
主要都市:ロンドン
- 日本とロンドンの時差が9時間
- 遠いが航空券は高すぎない(片道約4〜8万円)
- イギリス英語
- 物価は高く賃金も低い
- アジア人がほかと比べて少ない
- 滞在可能期間:2年間
渡航者数は少ないですが実質最も人気があるのはイギリスかもしれません。抽選になりますが倍率が10倍になるとか。
もともと英語はイギリス発祥ですし本場でイギリス英語を学びたいと思われる方が多いのでしょう。ヨーロッパへのあこがれも多くの人が持っていると思います。
イギリスの抽選に落ちてオーストラリアやカナダへ行かれる方も少なくありません。
また、知人のワーホリ経験者の方によると物価も高く賃金も低いため貯金はほとんどできないそうです。
ただ学習環境としてはとても魅力的だと思います。
海外で生きていくために必要な英語力
安心してください!
まっっっったくなくても大丈夫!!!!
現地についてから勉強しても間に合います。
なぜなら日本人いっっぱいいますもん、、、
日本人用のエージェントたくさんあってめっちゃサポート受けれますもん、、、
ジャパニーズレストランで雇ってもらえますもん、、、
日本人シェアハウスで暮らせますもん、、、(笑)
そう、、、
” 生きていくため ” であれば海外でも日本人は英語がなくても大丈夫なんです。
※ ただし、英語力が本当にゼロの方は渡航するときに必ず予め最初の滞在先を決めて、ピックアップをお願いしてください。
もちろん英語ができれば、
- いろんな国の方たちとコミュニケーションが取れる
- それによて価値観に変化が起きる
- 世界各国の友達が作れる
- 海外でローカルの職場で働ける。体験できる。
つまり「日本で経験できないことができる」だと思います。
英語は話せたほうが誰からみても楽しいと思います!
できることの幅が全然違いますから。
個人的にも必要なので日々学びの連続です。終わりはないです。
ただワーホリの目的は人それぞれで、その目的のために英語が必要なら語学学校行ってでも独学でも勉強すればいいし、逆にいらないならそこに時間を割く必要はないと思います。
ただただ海外で暮らすだけなら英語力はなくてもいいということ。
ほら、英語が心配で海外で暮らしていけるか不安なあなた。
ハードル低くなったと感じません?
確実に生きていけます。生活できます。大丈夫です。
意外とジェスチャーで通じちゃったりしますし、伝える方法は言葉だけではないということですね。
これホントですよ。嘘だと思って一度経験してみてください(笑)
もちろん英語を使って何かをしたい人はしっかし学習しよう。
いったい少なくともいくら必要なのか
100〜150万??
渡航先にもよりますがエージェントとかでよく聞くのがだいたいこのくらい。
この額は、語学学校代やら航空券、一年間の生活費など諸々合わせた額から滞在中にアルバイトで稼いだ金額を差し引いた額です。
要はワーホリ行きたいなら予め最低限これだけの金額は用意しとこうということ。
でないとしたいこともできず、失敗してしまうよということ。
最悪途中帰国するケースもあると。
なんだか色々海外保険や携帯通信費、娯楽費などおおよその予測で細かく算出して説明してくれてるんですが、、、
正直これ。。。現実的ではないと思います。。。
例えばオーストラリアに関して。
個人的に感じたことですがもし最低いくら必要なの?と聞かれたら、、、
10万円かなぁ〜、、、
いや、行きの航空券入れたら15万円!!!
と答えるでしょう。
だって最低限でしょ?
実際に日本円を使うのなんてこれだけで済ますことはできますよ。
もっと少ない人だっています。
かなり長くなってしまったんで費用に関してはまた別でまとめてシェアさせていただきます。
また勉強や、語学学校などについてもどんどんシェアしていきますので皆さんの参考になれば幸いです。