航空券を安く購入するコツ。 購入するタイミングと場所
初めての海外で不安だからか中には航空券までエージェントにお願いして購入する人がいます。
お金に困ってないとか、めんどくさいのはキライ。
そういう方はどうぞエージェントに任せていいと思います。
私はなるべく安く購入したい!
そういう方は自分で購入するしかありません。(簡単です)
実際にオーストラリアの語学学校にいたときに、エージェントにお願いして航空券を購入した方に聞いたのですが、金額を聞いてビックリ。。。
その方には言えませんでしたが、僕のと5万円は違っていました。
もちろん選ぶ航空会社によりますし、安ければ良いというわけではないですよね。
快適さや手厚いサービスを求めてその分お金を払う人もいます。
ただ今回は航空券を安く買うコツについて。
そしていまだに航空券は「できるだけ早めに買ったほうが安い」という都市伝説的なことを言う方がいるので、その誤解も解いていきたいと思います。
本題に入る前にまずは知識としてLCCを知らない方のために。
目次
格安航空会社「LCC」の利用
航空会社には一般の航空会社と格安航空会社(LCC)と言うものがあります。
ANAやJALなどの航空会社に比べ、バニラエアーやジェットスターなどのLCCは一般的に値段が安いです。
最安値の航空券ならほとんどの場合、LCCを利用することになるでしょう。
今ではほとんどの方がLCCを利用していますが、もちろんデメリットもあります。
LCCのデメリット
- チケット代に受託手荷物(事前に預ける荷物)・食事が含まれていない
- 受託手荷物と食事を申し込む場合、料金が割高
- チェックイン当日、カウンターで荷物を預ける際に万が一重量オーバーしていた場合、支払う追加料金がものすごく高い
- 座席の間隔が狭く、長時間フライトには首枕必須
- サービスに期待できない
- ほとんど座席に液晶モニターがなく、あっても有料視聴
一般の航空会社の国際便ならほとんどが受託手荷物は「個数2:23kg/個」がチケット代に含まれています。(機内持ち込み1個10kg)
食事も付き、フライト時間によっては2食でます。
一方、LCCでは無料食はなく基本的には受託手荷物も追加で申込みをしなければなりません。(機内持ち込みは基本7kg)
さらに実際の荷物が申し込んだ受託手荷物の重量をオーバーしてしまうと一般の航空会社に比べて数倍高い追加料金を請求されます。(気をつけて!!!)
こういうところで利益を得ようとしているのでしょう。
そして座席は狭いです。
おそらく座席数を多くするためだと思うのですが
私のように身長が180cmある方は、通常の席に座ると膝が前の座席にあたって辛いです。(170cmなら大丈夫だと思います)
短時間のフライトなら良いですが10時間とか長時間なら私はやめます。(一度経験しましたw)
なので数百円〜千円の追加料金を払って少しゆとりのある席をオススメします。
そして僕自身は経験ないですが、サービスは良くない話を聞くことがあります。
悪い例
例えば、僕の友人がフィリピンから日本に帰国する際に中国のあるLCC会社を利用しました。
途中、一度中国の空港(上海か北京?)で乗り継ぎがあったのですが、何かの原因で予定と違う中国の別の空港に着陸し遅延もしていました。
乗り継ぐ予定の空港とは別の空港についたため移動しなければなりませんし、次の便までの時間もそんなになかったそうです。
すると航空会社の人から言われたのは「自分で乗り継ぎの空港まで行ってくれ」だけだったそうです。
僕の友人がその場で抗議するも、大した案内もされず交通費としていくらかもわからない現地通貨を渡されたそうです。
同じ便で知り合ったアメリカ人と協力し渋々乗り継ぎのある空港へ電車とバスを使ってなんとか向かったらしいのですが、航空会社から貰った交通費だけでは全然足りなかったそうです。
偏見かもしれませんが予定に変更が出た場合、中国のLCCはある程度覚悟しておいたほうがいいかもしれませんね。
次に一般的に航空券を購入するときにほとんどの方が利用されているサイト「スカイスキャナー」について
航空会社・料金比較サイト:” スカイスキャナー ”
このサイトは検索したい出発地・行き先・日付を入力すると、安い順に各航空便が一度に閲覧できます。
時間帯と値段を確認し、そこから自分の購入したい航空券を選び購入手続きに進むことで購入できます。
いまではほとんどの方がここで購入しています。
海外にいるときに他の方に聞いてもやっぱりみんなここで購入していました。
スカイスキャナー = 一番安く買える
と、殆の方が思っていますし僕もよくまず参考資料として利用します。
ここで購入するのが一番安いと判断した場合、オススメなのはプライスアラート機能を付けることです。
プライスアラートとは、価格に変動が出た場合自動的に知らせてくれる機能です。
急ぎで購入する必要が無い場合、安く購入するためには少し様子を見てタイミングを図ることが大切です。
価格は一時的に急に下がることがよくあります。
設定は写真の左上部分にある「プライスアラートを受信」から行えます。
もう一つスカイスキャナーで価格を比較する際に気をつけるべきことは、LCC会社には受託手荷物料金が含まれていないということ。
なのでそれらを含めると他の航空会社のほうが実際には割安だったりすることがあります。
そしていよいよ購入したい航空券を決めたあなた。。。
ちょっと待ってください!!
その前に、必ずその航空会社のホームページをチェックしてください。
スカイスキャナーで販売されているチケットは代理店価格であり、購入する際は僕たちは代理店からチケットを購入します。
航空会社のホームページ(HP)は必ずチェックすること!!
直接航空会社のHPから購入すると高いと思ってる方も多いかもしれませんが、実は意外とHPの方が安かったりする事が結構あります。
さらにたまに座席選択などスカイスキャナーに乗っている代理店からではできない細かい設定がHPから購入するとできる場合があるので、同じ値段だった場合はHPから購入することをオススメします。
そして何よりセール価格で買うならHPです。
たまにですが各航空会社(特にLCC)ではHP上でチケットのセール価格販売をしていることがあります。
セール価格は基本的にスカイスキャナーで売られているチケットに反映されないのでHPからしか購入できません。
セール価格なら圧倒的に安いです!
その他にも、以前とある航空会社のグランドスタッフとして働いていた友人いわく、「ある航空会社(すみません忘れましたw)では木曜日は比較的金額が下がりやすい」だそうです。
僕もなんだかんだHPから買う機会のほうが多いです。
まとめ
ここまでスカイスキャナー、ホームページ(HP)と見てきましたが実際どうするのがいいのか。
まず目的地とおおよその予定日が決まったらスカイスキャナーなどの比較サイトで価格と航空会社をチェックします。
ある程度安いチケットが出ている航空会社が絞られてくるとおもうので、そこからそれらの航空会社のHPの価格をチェックします。
その後はすぐチケットを購入せず、少し価格の変動の様子を見ます。
どんなものでもそうですが、大切なのはその時期の相場と傾向を見極めること。
価格に動きがなかったり、このままだと価格がどんどん上がっていきそうだった場合は購入しましょう。
セブパシフィックなどLCCなどはよくセールを行うので、時間がある方はそのタイミングを狙って購入するといいでしょう。
ちなみにチケットは半年前に購入しても2ヶ月前に購入しても変わりません。
なんなら一週間前でも変わらない時もあります。
需要の低い時期ならチケットは売れないのでフライト当日から1ヶ月以内でも値上がったりはしません。
逆に旅行シーズンなどは値上がり安いので直近に買おうとすると高くなるか最悪安いチケットは売り切れている場合があるので気をつけましょう。
最後に、
もしチケットの料金に大きな差がないのであれば少し高くても僕は一般の航空会社を利用しています。
その時の天候のせいだと思いますが、ジェットコースターに乗ったときのあの内臓が浮く感覚をあるLCCの飛行機で味わって、めちゃめちゃ怖い思いをした経験があるからかもしれませんがw
食事も出ますし安心感もありますが何より、くつろげること。
特に長時間のフライトでは、狭いとかなり辛い。頭も首枕がないと寝ずらいなどストレスが溜まりやすいです。
LCCでなければ柔らかい背もたれに枕も付いている会社もありますし、映画も見れたりします。
そして大容量の荷物を2個預けたいならLCCではないと思います。
なんだかんだLCC批判的になってしまったかもしれませんが、僕もフライト時間が4〜5時間程度なら全然LCCを利用してますので、状況によりますね。